合唱コンクールが開催されました

生徒たちはこの日のために、音楽の授業やホームルームで一生懸命練習を重ねてきました。本番当日、発表前の司会を務めた生徒たちの挨拶の中では、「たくさんの意見を交換し、協力して練習を乗り越えてきた」という言葉が多くのクラスから聞かれ、とても印象的でした。
どのクラスも堂々とした発表で、日々の努力の成果を存分に発揮することができました。とくに中学3年生にとっては最後の合唱コンクールということもあり、特別な想いが込められていました。
中学3年生の課題曲「群青」は、東日本大震災で被災した南相馬の子供たちが、震災で離ればなれになった友を想う気持ちを歌った曲です。歌詞の意味や曲に込められた思いを深く考えながら、学年全員で心を込めて合唱しました。その演奏は、聴く人々の心に強く響き感動的でした。
この合唱コンクールを通して、生徒たちは音楽的な成長だけでなく、クラスメイトとの絆や協力の大切さなど、多くのことを学んだことと思います。発表を終えた生徒たちの清々しい笑顔が、その充実感を物語っていました。
たくさんの保護者の皆様にもご来校いただき、心より感謝申し上げます。