和洋の特色の一つに理科教育があります。実験・実習を重視し、3年間で90項目以上の実験を
行います。五感をフル活用し得た情報と知識を結びつけ、定着をより強固なものにしていきます。
和洋を知ってもらう一環として、実験や実習の様子を少しずつ紹介していきます。
■エビの観察 2年生 理科Ⅱ
2年生は今、動物についての学習を行っています。今回は甲殻類、エビ(ミナミヌマエビ)の
観察を行いました。
観察の手順としては、
ビーカーに入ったエビを一人ずつ受け取り、まずはルーペを用いてじっくりスケッチをします。
次に実際に手で触ってみて感触を確かめます。
そして最後に、ビーカーにえさを入れたり、水圧を与えたりと刺激を加えてみます。
観察中は「かわいい!」「逃げられた!」「赤くない!」など大騒ぎの生徒達でしたが、レポー
トには特徴をよく捉えたスケッチが仕上がっていました。
それまでは食べ物としてしか知らなかったエビをじっくり観察してみて、殻の硬さや動きの速さ
を実感でき、生き物としてのエビに意識を向けられた様子でした。
■バックナンバー
【1】 ガスバーナーの使い方