第73回中学校卒業式・修了式を挙行いたしました

第72回中学校卒業式を挙行いたしました。
また、在校生の修了式を挙行しました。
お天気にも恵まれ満開の桜の中、厳粛に式を執り行なうことが出来ました。

学校長式辞

2024.3.19．中学校卒業式
卒業生の皆さん。保護者の皆さん。ご卒業、おめでとうございます。
今日は中学卒業と同時に義務教育の修了となります。義務教育は社会に出るために最低必要なことを学ぶ教育です。つまり君たちが将来どんな道に進もうと、絶対に身に付けていて欲しいことを学んできました。それは全ての教科の内容ももちろんですが、友達や教員とともに経験したこと。体育大会･学園祭･林間学校･修学旅行、あるいは色々な学級活動。
これら様々な共同作業を通して得たコミュニケーションの取り方も、身に付けるべきものです。そして成長とともに作ってきた自分自身のための学びでもありました。
義務教育の学びが君達の生きる土台であれば、４月から学ぶ高校の学びは自分の将来進むための土台になる学びです。しかし全く新しいものではなくて、９年間の義務教育で得た土台を基に作るものです。君たちに入学式で私が言ったことを覚えていますか。「夢を持とう」です。私の言う「夢」は将来社会に出てこうなりたいという姿です。もうその「夢」を持っている人もいるでしょう。まだ持っていない人もいるでしょう。高校に進んだら「夢」をもっともっと具体的な形にしてください。あるいは「夢」をもっともっと膨らませてください。まだ「夢」を選び切れてない人は、高校で色々な経験を積極的にして「夢」に巡り会って下さい。高校でも我々は「夢」を具体的に形作るお手伝いをします。
保護者の皆様。中学に入学したときのお嬢様と比べてどうでしょうか。義務教育の始まった小学 1 年生から今までの 9 年間は心配のトンネルをくぐってきたことでしょう。先ずは今日の成長の姿をお祝いいたしましょう。おめでとうございます。
4 月から元気よく高校に生活を始められように、明日から約 3 週間、元気で過ごして下さい。最後にもう一度、ご卒業おめでとうございます。