和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

探究 高校1年 クエストエデュケーション「コーポレートアクセス」学年発表会

2021.12.21

 6月からスタートしたPBL型の授業、「企業と共に未来をつくる。」というコンセプトのコーポレートアクセス。このプログラムは実在する企業へのインターンシップを教室で体験し、働くことの意義や経済活動について学びます。前半はアンケート調査など企業の実務を体験し、後半では、起業から出される課題(ミッション)に取り組みます。10月18日に行った中間発表で各企業の方からコメントをいただき、更なるブラッシュアップを行いました。厳しいご指摘もあり、大きく企画を見直した班もありました。11月15日にクラスで発表会、12月16日にクラス代表による学年発表会を行いました。
 発表会には教育と探求社の方とフォレストアドベンチャーの方が観に来て下さり、コメントを頂きました。プレゼンテーションの完成度を褒めていただき、生徒達はとても嬉しかったようです。また、和洋生について「関わる人の心をじんわり温めるような、それでいて芯の強さもまだはっきり、ではないですが見え隠れしていて、魅力的な生徒さんたちだ」と言っていただけたことが教員一同、嬉しかったです。

■voice
 ○発表する生徒の感想
 企業の方々などの前で発表する機会をもらってとてもいい経験ができたなと思いました。今回、クラスを代表してリモートで発表をすることができとても嬉しかったです。一から始めてここまで来れたのは、チームのメンバーがとても良かったんだなと感じます。もう、発表する機会がないのがとても寂しく思います。今までだと発表するということから避けてきた人生だったので、こんな気持ちになるのはチームのメンバー・企業の方々・これを企画してくださった先生達のおかげだと一番に思っています。この事があったから、世界史などの発表も楽しく明るくできたと思います。高校二年生になってもこの探究があるので楽しみです。今回の経験を踏まえて色んな事にチャレンジしたいと思います。

 どのクラスの発表も企業に寄り添った提案をしていてよかったと思いました。企業の提案をすることはとても難しく、色々考えを出したり少し転換してもっとより良い企画を作り上げていくことが大切だと思いました。この発表を終えてこれから生きていく中でとてもいい経験になった思います。プレゼンをすることは正直自分はとても苦手であったのですが、いざやってみたらあまり緊張せずゆっくり落ち着いて話すことができ、少しだけ人前で話す自信がついてきたと思いました。この経験を生かして今後も活動を頑張っていきたいと思いました。

 どのグループも目的・計画した理由・ターゲットなどを明確にわかりやすくプレゼンしていてとても説得力がありどれも実現してくれたら良いなと思った。すべての人にあった企画を考えることはとても難しいけれど、現代社会を今まさに生きている私達若い世代だからこそ考えつくものがきっとあるはずなのでこれからも社会に目を向けていきたい。そしてそこから改善点や新しいものを年齢関係なく生み出すことができる世の中になって欲しいと思う。また、この発表をするためにみんなで話し合い、調べ、まとめ、伝わるように文を考えることはこれからもっと使用する能力になると思うのでこれからも活かしていきたい。

 ○聞いていた生徒の感想
 各チームのプレゼンのレベルが高く今後の学習や生活に真似して役立ててみたいなと思いました。聞いている側の気持ちに寄り添ったようなスライドの構成や話し方で発表していて、どのチームもすごく聞きやすかったです。又各チームミッションに沿った企画や製品アイディアを出していてそれぞれ時間をかけて考えて今回の発表を迎えたのが伝わってきました。今後このような企業のプレゼンをする機会は少なくなると思いますが今後またこのような機会ができたときには今回の経験や反省を生かして活動してみたいと思いました。

 プレゼンテーションの内容を見ている人にわかりやすく、より伝わるようにスライドを使うのはもちろん、アニメーションを各々の発表に合わせて活用していてそれぞれのグループの達成したい、実現したい目的がわかりました。構成づくりも人に伝わりやすいようなものばかりで各企業からのミッションに対する個性豊かな提案がすっと頭に入ってきました。今回の発表を聞き、吸収できたことがたくさんあってよかったです。発表の仕方や構成の作り方のコツ、アニメーションの活用方法などをこれから色々なことに活用していけたらいいなと思いました。

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