和洋国府台女子中学校高等学校

お知らせ

十月桜が咲きました

2017.12.21

期末試験も終わり、寒さも一段と厳しくなってきました。
北風が吹く中、昨年植えられた十月桜がひっそりと咲いています。

桜といえば春の代名詞。冬の厳しい寒さを耐え忍び、爛漫と花を咲かせ、潔く散りゆくその姿に、日本人の誰もが人生と重ね合わせ詩の世界に浸ります。
本校の敷地内には多くのソメイヨシノが植えられています。入学式には和洋のキャンパスは薄桃色に染まります。最も華やかな一時でしょう。

同じ桜ですが、キャンパスに2本植えられたこの十月桜にどれだけの人が気づき、足を止めたでしょうか・・・
本校の教育目標である「凜として生きる」・・「凜」という字は寒さ、厳しさから心が引き締まる様子を現しています。
確かに十月桜にはソメイヨシノのような絢爛たる華やかさはないでしょう。人気者でもありません。しかし、厳しくも慎ましやかに咲く姿にはまた清々とした美しさをたたえています。
十月桜と教育理念を重ね合わせるならば、生徒達には人をうらやむことなく、自身の役割を受け入れ、本分を忘れず、人の役に立ち、人に喜ばれ、人に信頼され、人としての喜びを実感できる女性になってほしい・・いつもいつもそう願っています。

喜びを持って懸命にも慎ましく咲く十月桜のように・・・

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